ミュージカルは総合芸術です。
ミュージカルの舞台で活躍するためには、次のようなスキル(技能)が必要です。
ダンス
ミュージカルといえばダンス!
昔のミュージカルはシアターダンスやジャズダンスが中心でしたが、現在はそこにHIPHOPやハウスなど様々なジャンルの要素が取り入れられています。
幅広いダンス技能が求められます。
バレエ
かつてのミュージカルのダンスの基礎となっていたのがバレエでした。
もちろん、今でも美しい所作や姿勢、ダンスの基礎としてバレエは必須のスキルとなっています。
演技(芝居)
今、多くのミュージカル俳優がTVドラマで活躍しています。
昔のミュージカルは「くさ〜い台詞の言い回し」が特徴でしたが、今はTVドラマでも通用するような自然な演技力が求められています。
ボーカル
ミュージカルでは、クラシックとポップスの中間のような発声法(ミックスボイス)を使うことが多いです。
(どちらかというとポップスに近いです)
ミュージカルはオペラと違ってマイクを使うことが多いですが、マイクに頼らないでもホールに響き渡る声が必要です。
そのためにボイストレーニングは必須です。
以上、ミュージカルに必要なスキルを見てきましたが、
「やることが多すぎる〜」
「何から習えばいいの??」
という質問をよくいただきます。
もちろん全てを習ってもらうのが一番手っ取り早いですが、優先順位をつけるとしたら、あえて「得意な順」です。
歌が得意だったら歌をどんどん伸ばしていった方が良いです。
そして、折を見て他のレッスンにも挑戦していけるといいですね。